アデュー×パッフィー

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  パッフィー×アデュー!?  



アデューとの結婚式を終え、早一か月
パッフィーはやきもきした気持ちで日々を過ごしていた

その原因は、一向にパッフィーに手を出さないアデューにあった

結婚以来、同じベッドで眠るようになったのだが、
新婚初夜からアデューは仲間達と朝まで飲み、つぶれて床に寝る始末
それ以降も、やれ剣の鍛練だの城下の見回りだので
ろくにパッフィーが寝る時間にベッドに入りに来てはくれないのだ

「今日という今日は、絶対その気にさせてみせますわ…!」
朝起きて、もう隣に居ないアデュー
中庭からアデューの素振りの声が聞こえる
パッフィーの堪忍袋の緒は切れ、今日こそ夫婦の契りを交わそうと自分に誓うのだった

結婚したといってもアデューは騎士道一筋で、まだ少年らしさが抜けない青年であった
こういったことに関しては、女の子の方が一段上をいっているようだ

パッフィーはいつもより胸の露出度が高く、太ももほどの丈の
背中が見え隠れする、ふんわりとした衣装に身に包み
アデューの元へ向かった

「おはようございます、アデュー」

一通りの素振りの型を終え、アデューが答える
「おはようパッフィ…!
…な、、なんか今日は、いつも違うね」

顔を赤らめ、ドギマギしているアデューを見て、
パッフィーは心の中でガッツポーズをしつつ
さらにアデューに近づいた
「あら、アデュー、グローブがやぶけてますわ」

アデューの左手を抱え込むように両手でにぎり、
パッフィーは豊満な胸を腕に押しつけながら、
「あとで縫っておきますわね」
とニッコリ

「あ、あぁ、助かるよ。ありがとうパッフィー
素振りが終わったら、頼むよ」
そう言うと、アデューはまた声を出し素振りの続きを始めた
右足と右手が一緒に出てしまったり、ところどころ叫び声が裏返ってたり、
アデューは確実に動揺しているようだった

その様子を見たパッフィーは、クスっと笑いその場を後にした

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午後、帝王学の勉強の時間だ
パフリシア王国の王女と結婚したアデューは、
次期王として国民を幸せにする、豊な国作りをするにはどうすれば良いのかを
日々家老のマイヤーから学ばなければいけなかった

長時間机の前に座っての勉強は
体を動かすのが大好きなアデューにとっては最も苦手とする分野だ
今日はアデューの自尊心を傷つけたり、疲れさせたりしてはいけない
そう思ったパッフィーは、『帝王学の時間を使って、私からアデューに国の営みについて伝えたいことがある』
とマイヤーに伝え、特別に授業を休みにしてもらった

休みと知ったらアデューは外へ出掛けようとするに違いないと考え、
パッフィーは授業が始まる前に、こう切り出しておいた
「アデュー、街へ買い物に行きたいのですけれど、皆忙しくて、馬車を出してくれませんの。困りましたわ…」

部屋で呪文の練習をしていると、アデューが勢いよく入ってきた
「パッフィー!街に出掛けないか?」

パッフィーはその勢いに本当に驚いたまま、とぼけて答える
「ア、アデュー、マイヤーはどうされたのですか?」

「今日は授業中止だってさ〜♪」

いそいそとマントを装着し、支度を始めるアデュー
久々のデートだ
二人は街の者に正体ばバレないよう、少し変装をして出かけることにした

アデューのギャロップに二人でまたがり、
パッフィーは前に乗せてもらった
初めて会った時よりも、長くがっしりとした両腕がパッフィーを包み込む
温かく、たのもしい
もっとアデューに近づきたい、もっとアデューを感じたい

二人で過ごす時間は楽しくて、あっという間だった
許婚だったウインディーとは、感じられなかった感覚
楽しくて、そして確実に青年へ成長しているアデューにドキドキする…

ちゃっかり滋養強壮に効くというドリンクを飲ませることにも成功し、
上機嫌なパッフィーだった

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「あー、疲れた〜!」
そう言うと、アデューはドーンと二人用のキングサイズのベッドにうつ伏せに倒れこんだ

外はもうすっかり暗くなり、
二人は長い買い物を終え、自分たちの部屋に戻ってきていた

倒れこんだまま動かないアデュー
このままでは寝てしまうと危機感を感じたパッフィーは
アデューの背中に手を置き、話しかけた
「アデュー、お話があります。こちらに座ってください」
パッフィーベッドの中央にちょこんと座り、
アデューを呼び寄せた

「ん〜?なんだよパッフィー、あらたまって…」
案の定寝かかっていたアデューは戸惑いながらも言われた通り、
同じようにパッフィーの前であぐらを組み座る

「アデュー、今日は楽しかったですわ
でもアデューは、一度私を守ると抱き寄せてくれて以来、
手をにぎったりもしてくれないですね…
私のこと…お嫌いですの?」

泣きそうなのか、パッフィーの目は潤んでいた

「パ、パッフィー… 嫌いなわけないじゃないか!
…でも、どうすればいいのか…」
アデューがオロオロし、必至にフォローする

「お嫌いじゃないのですね?」
パッフィーはアデューの手を取り確認すると、
勇気をふりしぼって対面するアデューの太ももの上に跨いで座り、
その首に手を絡めた

「お嫌いじゃないのなら、私の気持ちをもっと…感じてください」
そう言うとそのままアデューの顔を抱きよせるパッフィー
アデューの顔に、パッフィーのふくよかな胸があたる
アデューの体の硬直が解けた一瞬のスキをつき、
パッフィーは両手でアデューの両ほほを押さえ、
アデューに口付けをし、舌を吸った

そのすべての感触にアデュー心臓は高鳴り、内なる本能が反応した

恥ずかしさからか強く目を閉じ口づけをしたまま、
アデューはパッフィーを押し倒した


アデューが馬乗りになる形でベッドに倒れこむ二人

アデューはパッフィーの顔を見ないまま、顔を赤くして激しく息をしていた
パッフィーの細く白い首筋に吸いつき、
指がドレスの上からでもわかるくらい硬くなった乳首を優しく触る
「あっ…ん…アデュー……」

パッフィーはアデューの不器用な強引さを愛しく感じ、
その真っすぐで茶色い髪をなでる

谷間を強調したドレスを胸の下までおろし、
左右の乳首を指と口でアデューが愛撫する

「あ…や… アデュー… アデュー…!」
パッフィーは自分の下半身が熱く、潤いを帯びていくのを感じていた

目を開ける余裕が出てきたアデューは顔を上げ、
パッフィーにキスをし、舌を絡めた
右手でパッフィーの頭を抱え込むように髪を撫で、
左手はパッフィーの体を上から順に尻までなぞり、
下着の中に手を入れ、それを脱がせていった

脱がせる途中、アデューの中指がパッフィーの陰部に当たる
「…ぁ……」
パッフィーの吐息が漏れる

初めて感じるぬめりを帯びた感触に、アデューは指を確認する

「ぃゃ…」
パッフィーは恥ずかしくなり、アデューの指を押さえて隠す
吐息は荒く、瞳は潤んでいた
少し戸惑っている様子のアデューにパッフィーが小さい声で懇願する
「アデュー… お願い……ぃれて…」

パッフィーがアデューの動きに反応するたびに、
アデュー自身も熱を帯び、硬くなっていた
服を脱ぎ、蜜があふれた部分を確認しながら
自身を入口にあてがった

パッフィーの体から出た滑りの良い粘液のおかげか、
アデューの大きくなったモノは一気にパッフィーの中への導かれていった

「……んッ」
パッフィーの顔が少しゆがむ

「パ…パッフィー…」
アデューがパッフィーの体を気遣う

「… 大丈夫……
アデュー…きて…もっと…」

アデューの体が、確かめるようにゆっくり動く
パッフィーの体はアデューを迎え入れる喜びに震え、
アデューは初めての感覚に没頭していた

「ァデュー…もう…だめ…わたしっ…
あっあぁっ………ああッッ…………!!!」

パッフィーがアデューの激しい動きに絶頂に達すると、
繋がっていた部分がぎゅっと締めつけられ、
アデューも堪え切れずパッフィーの中に全てを放出した

軽い陰部の痙攣と共に余韻を楽しむと、
アデューはパッフィーの上に覆いかぶさり
そのままスースーと寝息を立て始めてしまった

パッフィーはしばらくアデューの頭を愛おしそうになでた後、
服を軽くなおし、眠りについた

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次の日の朝

いつものようにパッフィーが目覚めると、やはり隣にアデューの姿はなかった
中庭からアデューの素振りの声が聞こえる
ベッドから体を起こし、ゆっくりと立ち上がると、股の間から白い液体が伝った
そして、少し下腹部に感じる痛み…
昨日の出来事は夢じゃなかった

ベランダから下を覗くと、アデューが真剣な眼差しで素振りを繰り返している
アデューの顔が、心が、体が、声が、指が、目が、髪が、全てが好きで、
日に日に思いが強くなる

「私とこのパフリシアを、ずっと守ってくださいね…アデュー…」
やさしく微笑んでそうつぶやくと、パッフィーは今日も朝の挨拶をするため、
弾んだ足取りで愛しいアデューの元へ向かった


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